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28日の香港市場概況:反落、本土系の金融や鉄道関連が相場の下げを主導

フィスコ

提供:フィスコ


28日の香港市場で主要指数のハンセン指数は反落となり、前営業日比110.50ポイント
安(-0.59%)の18518.67で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同152.15
ポイント安(-1.50%)の9980.51、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同
38.21ポイント安(-1.02%)の3717.42だった。

クリスマス休暇中の中国本土市場が軟調に推移したことを受けて、ハンセン指数は売
り先行でスタート。来年の鉄道インフラ整備予算が前年を下回るとの報道や本土系銀
行が来年に1000億元(約1兆2000億円)の資金を追加で調達するとの観測も、鉄道や
金融関連の売り材料となった。このため寄り付き直後には売りがかさんだが、節目と
なる18500近辺では何とか下げ止まった。

米国で好調な経済統計が相次いでいることが、世界景気への不安をいったん和らげて
いる。また、上海総合指数が引けにかけてプラス圏を回復させたこともサポート要因
となったようだ。

ハンセン指数の構成銘柄では値上がりが15、値下がり30、変わらず3と売りが優勢。H
株指数では値下がり4、値上がり36と、ほぼ全面安の展開となった。総額500億元に上
る劣後債の発行を今週29日に実施すると発表した、中国工商銀行(01398/HK)が
3.29%安。また、中国銀行(03988/HK)が2.05%安、交通銀行(03328/HK)が1.45%
安、中国建設銀行(00939/HK)が0.91%下落するなど、本土系銀行銘柄の下げが目立
った。

また、鉄道関連も軟調で、中国鉄建(01186/HK)が5.37%安、中国中鉄(00390/HK)
が8.49%安となった。鉄道部が来年のインフラ整備予算として4000億元を見積もって
いるとの報道が嫌気材料。これは2010年実績の7090億元、2011年見通しの4690億元を
下回っている。

中国蒙牛乳業(02319/HK)は23.95%の暴落。同社の乳製品から基準値を超えた発が
ん性カビ毒「アフラトキシンM1」が検出されたとの発表が嫌気された。一方、問題の
乳製品について、蒙牛乳業は「サプライヤーが提供した原乳に問題があった」と説明
し、「対象製品をすべて回収した」と発表。とはいえ、2008年に起きたメラミン混入
粉ミルク事件が思い起こされ、目先での売りが優勢となったようだ。


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